少額訴訟で債権回収を行う場合にかかる弁護士のコストは、通常の裁判よりも少なく済む可能性があります。弁護士の費用は通常、一律にかかる着手金と成功報酬、交通費などの実費となります。これらの費用のうち、成功報酬と実費に関しては、債権の金額や裁判にかかった手間や時間によってそれぞれに違っており、少ない金額で短期間に終わる裁判であればコストを抑えることが可能です。成功報酬はその金額を元にしたパーセンテージで計算されるので、実際に回収できた金額以上にかかることはありません。着手金は弁護士事務所によって違いがあり、成果にかかわらずかかります。

また、実費に関しては弁護士が裁判所に出向いた交通費や手続にかかった費用となるため、短期間に終わることができる少額訴訟では通常の裁判より低くなりそうです。少額訴訟は基本的に1回の審理が行われて、その日のうちに判決が下されます。何度も裁判所へいく必要はありません。また、裁判にかかる印紙などのコストは債権の金額によって5,000円から1万円程度、さらに強制執行があればプラス1万円程度となります。それに弁護士費用を加えた金額以上の債権であれば、弁護士に依頼しても成功すれば元が取れる可能性がありそうです。